ライザップの食事に納豆は欠かせない

ライザップ中の食事に納豆は欠かせません。タンパク質が多く低糖質です。ただ、1日分のタンパク質を納豆だけで賄おうとすると少し役不足です。しかし、安い大豆製品は魅力的。タンパク質の量が多い煎り大豆をおやつに、凍り豆腐をパン代わりにできることがわかりました。

納豆

ライザップ中の食事に納豆は高タンパク低糖質でよい

納豆は100g中、タンパク質が約16gあり、糖質は4~5gと高タンパク低糖質な食品です。発酵食品なので、消化もよく昔から体によい食品だと知られています。

食品100gあたりの栄養成分
食品成分 エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 食塩相当量 食物繊維総量
糸引き納豆 190kcal 59.5g 16.5g 10g 12.1g 1.9g 0g 6.7g
挽きわり納豆 185kcal 60.9g 16.6g 10g 10.5g 2g 0g 5.9g
※日本食品標準成分表2020年版(八訂)

ライザップでタンパク質の量として指導されるのは、ライザップの食事で書きましたが、次の式の通りです。

体重(kg)×1.0~1.5(g)=1日の摂取量(g)

体重60キロの人は1日60~90gのタンパク質を摂らなければいけません。

納豆のタンパク質はやや少ないかな

たとえば、1日90gのタンパク質を摂るとして、他の食品を合わせて摂ればよいのですが、安くておいしい納豆でなるべくタンパク質を摂ろうと考えると、すこしタンパク質が少ないかなと思います。

納豆だけで90gのタンパク質を摂ることにすると、1日560gの納豆を食べる必要があります。これは納豆1パック50gとすると1日11パック食べなければいけません。無理がありますね。

しかし、大豆の高タンパク低糖質である性質は捨てがたい。納豆は、表を見るとおわかりになる通り、水分が多いのです。煮たり蒸したりした大豆から作るので仕方がありません。

水分の少ないものならどうなのか?探しました。

煎り大豆には100gあたりタンパク質が40g近くある

煎り大豆は節分の豆まきで使われる豆です。香ばしくておいしい。表を見てください。100gあたりのタンパク質は、約36~38gあります。これはよいですね。

毎日おやつ代わりに小腹がすいた時に食べていると、確実にタンパク質を摂れます。

食品100gあたりの栄養成分
食品成分 エネルギ
水分 たんぱく
脂質 炭水化物 灰分 食塩相当
食物繊維
総量
いり大豆/
黄大豆
429kcal 2.5g 37.5g 21.6g 33.3g 5.1g Tr 19.4g
いり大豆/
黒大豆
431kcal 2.4g 36.4g 22g 34.3g 5g 0 19.2g
いり大豆/
青大豆
425kcal 2.7g 37.7g 20.7g 33.9g 5g Tr 18.4g
※日本食品標準成分表2020年版(八訂)

ちなみに、豆というと、ピーナッツやアーモンドを思い出しますが、ピーナッツは煎ったもので100gあたりタンパク質は25g、アーモンドは乾燥もので19.6gです。大豆は高タンパクなのです。

煎り大豆は水に浸した後に煎る

煎り大豆の作り方。節分の豆を手作りする方法を解説!を読むと、煎り大豆は、乾燥大豆を水で一晩戻してから、キッチンペーパーの上で1時間ほど乾燥させ、フライパンで15~20分煎ってでき上がりです。

乾燥大豆をそのまま煎るのかと思っていました。

凍り豆腐は調理すれば水分がとても多くなる

凍り豆腐(高野豆腐)は、そのままだとタンパク質が50gもあります。糖質は2gを切っていて、高タンパク低糖質な食品です。しかし、そのまま食べるのはむずかしい。水に浸すと、80%が水分になってしまいます。

食品100gあたりの栄養成分
食品成分 エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 食塩相当量 食物繊維総量
凍り豆腐/乾 496kcal 7.2g 50.5g 34.1g 4.2g 4g 1.1g 2.5g
凍り豆腐/水煮 104kcal 79.6g 10.7g 7.3g 1.1g 1.3g 0.7g 0.5g
※日本食品標準成分表2020年版(八訂)

水で戻してからしぼって焼く方法がある

高野豆腐でサンドイッチを作る記事がありました。これはおいしそうだ。水で戻してからしぼって、フライパンかトースターで焼きます。水分がかなり減るので、その分タンパク質の量が増えます。なるほど。

パンを使わずグルテンフリー!朝食は「高野豆腐サンド」でヘルシーに

きな粉は作るのは簡単だが食べ方が問題かな

きな粉は、手作りきな粉で説明されているように乾燥大豆を煎って、挽けばできあがりです。作るのは簡単なのですが、私に想像力が欠けているのか、餅やおはぎや団子を思い出すくらいです。

タンパク質は当然多いです。

食品成分 エネルギ
水分 たんぱく
脂質 炭水化物 灰分 食塩相当
食物繊維
総量
きな粉/
黄大豆/
全粒大豆
451kcal 4g 36.7g 25.7g 28.5g 5.1g 0g 18.1g
きな粉/
黄大豆
/脱皮大豆
456kcal 2.6g 37.5g 25.1g 29.5g 5.4g 0g 15.3g
きな粉/
青大豆/
全粒大豆
424kcal 5.9g 37g 22.8g 29.3g 5g 0g 16.9g
きな粉/
青大豆/
脱皮大豆
418kcal 5.2g 36.6g 24.6g 28.3g 5.3g 0g 20.8g

納豆以外に、なるべく水分量の少ない大豆加工食品を食べると、タンパク質を効果的に摂ることができます。大豆は安いです。

NOTE

私は納豆が好きで自分で作っています。タニカヨーグルティアで納豆をつくるという記事を書いています。自分で作っているので、大豆は定期的にまとめ買いしています。

大豆をまとめ買いするなら今のところネットが安いという記事で紹介していますが、まめやの底力 北海道産大豆をまとめ買いしていました。送料がかかるのですが、1キロ448円で買えます。

最近は、店舗が増えてきた業務スーパーで、ホクレンの大豆1キロが498円で買えることがわかり、買い始めました。煎り大豆やきな粉は自分で作れば、安価にできます。ライザップ中だけ大豆製品を食べるわけではありません。これからずっと続くのだと思えば、自分で楽しみながら作るのがよいですよ。

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