マヨネーズ ライザップの食事に役立つ食材

マヨネーズには、全卵型と卵黄型、そして低カロリータイプがありますが、ほぼ糖質ゼロの卵黄型がよいです。マヨネーズは、卵、油、酢、塩からできているのでブレンダーがあれば自作するのは簡単です。ただし、マヨネーズは酸化しやすいのでたくさんつくらないのがおいしく食べるコツです。

マヨネーズ

マヨネーズはほぼ糖質ゼロの卵黄型がよい

マヨネーズは、卵、油、酢、塩からできています。日本食品標準成分表2020年版(八訂)にはこのように分類されていました。

マヨネーズには全卵型と卵黄型、そして低カロリータイプがあります。全卵型はあまりお店で見かけませんが、業務用の問屋さんに行くとあります。サイズは1kg入りでした。卵黄型は、一般的なマヨネーズです。低カロリータイプは、盛んにCMで宣伝しています。

表を見ると、卵黄型がほぼ糖質ゼロだとわかります。買ってくるならこれですね。

食品100gあたりの栄養成分
食品成分 エネルギ
水分 たんぱく
脂質 炭水化物 灰分 食塩相当
食物繊維
総量
マヨネーズ/
全卵型
669kcal 16.6g 1.4g 76g 3.6g 1.9g 1.9g ‘(0)
マヨネーズ/
卵黄型
669kcal 19.7g 2.5g 74.7g 0.6g 2g 2g ‘(0)
マヨネーズ
タイプ調味料/
低カロリータイプ
264kcal 60.9g 2.9g 28.3g 3.3g 3.9g 3.9g 0.8g
※日本食品標準成分表2020年版(八訂)

低カロリータイプとは

ところで低カロリータイプは卵黄型とどんな違いがあるのでしょう。原材料を調べました。

私は子供の頃からキューピーマヨネーズ一択なので、キューピーのサイトで探しました。

マヨネーズなど | 商品情報 | キユーピー
マヨネーズなどに関する、原材料名、栄養成分表示、アレルゲン情報などの商品情報をご紹介する商品一覧です。

普通の卵黄型のキューピーマヨネーズの原材料はこのように書かれています。

食用植物油脂(国内製造)、卵黄、醸造酢、食塩、香辛料/調味料(アミノ酸)、香辛料抽出物、(一部に卵・大豆・りんごを含む)

一方、キユーピーハーフの原材料はこの通り。

食用植物油脂(国内製造)、卵、醸造酢、食塩、砂糖、香辛料、たん白加水分解物/増粘剤(キサンタンガム)、調味料(アミノ酸)、香辛料抽出物、(一部に卵・大豆・りんごを含む)

砂糖が加わっているのと、たん白加水分解物/増粘剤(キサンタンガム)があるのが違いです。砂糖が入っているので炭水化物の量が増えます。

たん白加水分解物は、日本アミノ酸液工業会のサイトにたん白加水分解物とはと説明があります。食品に強いコク味を付与するために使われるようです。

また、増粘剤(キサンタンガム)は、食品開発ラボのサイトにキサンタンガムとは~基礎から徹底解説という記事がありました。ドレッシングやソースのとろみ付けに使われる増粘剤の一つだそうです。

マヨネーズを自作するのは簡単です

私は子供の頃からの「マヨラー」なので、以前、自分でつくってみたことがあります。卵、酢、塩、植物油でできます。レシピはこの方のが参考になります。

手作りマヨネーズ by ☆ダイゴクン☆
塩分控えめで体調に合わせて 塩は調整出来るので手作りが1番です。

何しろ、かき混ぜるのが大変です。私はブレンダーを持っていないので、野菜ジュースを搾るミキサーでかき混ぜました。すぐにできます。ただし、ゴムべらがないとこそげ落とすのが大変です。

この時、オリーブ油を使ったのですが、おいしくなかった。メーカーがくせのない(何より安い)サラダ油を使っている理由がよくわかりました。

マヨネーズは酸化しやすい

普段、常温の棚にマヨネーズは置いてあります。ところが、マヨネーズは酸化しやすいのです。

以前、アマニ油マヨネーズからマヨネーズの酸化防止対策を知るという記事を書いたことがあります。オメガ3の亜麻仁油はとても酸化しやすく、冷蔵庫に入れていても忘れられた存在になっていると、魚臭くなってしまいます。

そんな亜麻仁油からつくったマヨネーズにどんな酸化防止対策をしているのだろうと思って調べました。すると、それ以前、昔からあるマヨネーズ自体が、卵黄にある鉄分のためにとても酸化されやすいことがわかりました。

昔から、マヨネーズ容器にはいくつもの酸化防止対策が施されていたのです。マヨネーズはとても酸化されやすいと知っておいて下さい。酸化された油はよくないです。もちろん味が変化するのですぐにわかりますけれども。

NOTE

マヨネーズはコクがある卵黄を使ってつくるので、食べた時に満足感があります。油にこだわる方は、好きな油を選んで、ブレンダーがあれば本当に簡単に自作できます。ただ、マヨネーズは酸化しやすいので、たくさんつくらないことがおいしく食べるコツです。

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