ライザップ終了後リバウンドしない方法

最初に自分でどこまで体重を落とすか決めて、シェイプアッププログラムが終わってもずっと継続するものだと考えるのがよいです。ライザップで教わった筋トレと食事指導はとてもよい経験です。ライザップ後、厳しい糖質制限をゆるめるなら、ゆるい糖質制限「ロカボ」を学び、体重と食べたものを記録し、体を動かすことを習慣にするとよいです。ずっと継続するものだと考えられればリバウンドはしません。

目標体重を決める

まず、目標体重を決めることです。ひょっとすると、ライザップのプログラムに参加しても、2ヵ月では無理といわれるかもしれません。しかし、決めるのはご本人です。どこまで最終的に減らすのか決めてしまいましょう。

プログラム参加中は、厳しい糖質制限食を指導されます。終了後にそれをゆるめて糖質を増やすと、必ず、一番絞った状態よりも体重が増えます。

もし可能なら、自分で決めた体重よりも少し余分に絞っておけばプログラム終了後の体重増加に少し余裕が持てます。

目標体重に達しなかった時

もし、目標体重に届かなかった時は、ライザップの期間を延長するか、自分自身の力でやっていくことになります。ライザップに通い続けると、さらに少なくない費用がかかり、自力でやっていく場合は、強い自制心が必要になります。

ライザップを延長する

16回のシェイプアッププログラムで申し込んで、期間内に目標体重まで落とせなかった場合、延長することは可能です。黙っていてもトレーナーからすすめられるそうですから心配しなくても大丈夫です。

自力でやっていく

16回のシェイプアッププログラムを終了して、今度は安いトレーニングジムに通い、自分でトレーニングしながら糖質制限を続けることになります。かなり自制心が必要になります。

しかし、ライザップで16回のトレーニング指導を受け、毎日の食生活の指導も受けているので、一通りの経験と知識が身についています。

プログラム終了後、ライザップで学んだことを継続する

シェイプアッププログラム期間内に目標の体重まで落とせても、また、延長してなんとか目標の体重まで落としても、それで終わりではありません。

厳しい糖質制限をゆるめると体重が増えることを受け入れる

体重を減らすために続けていた厳しい糖質制限食から糖質を摂るようになると、体重が増えるからです。これは体の仕組みがそうなっているので仕方がありません。

ストイックにルールを守っていた人は、自分を許せない気持ちになるかもしれませんが、それは間違っています。

詳しくは、ライザップが終わったらリバウンドするのは糖質を摂るからをお読み下さい。

ライザップが終わったらリバウンドするのは糖質を摂るから
ライザップのプログラムが終了し、かなり厳密な糖質制限食を止めて糖質を摂りはじめると、一番絞った最高の状態よりも体重は増えます。それは体の仕組みがそうなっているからです。一番絞った状態から少し増えた妥協点を超えたらリバウンドしたと考えるように...

厳しい糖質制限をゆるめると体重が少し増えることを受け入れてください。

その上で、ライザップを利用して、トレーニングと食事について貴重な経験をしたことを改めて活かしていくのです。

ゆるい糖質制限「ロカボ」を学ぶ

糖質を増やすと体重が増えるようになります。糖質をどのくらいまで増やして、体重をコントロールしていくか、ゆるい糖質制限である、「ロカボ」を学んで続けていくとよいと思います。

筋トレは筋肉をつけるのに役立ちますが、体重をコントロールするのに一番大切なのは食事です。

もう、トレーナーが毎日アドバイスをくれるわけではないので、自分で納得いくところまで学ぶ必要があります。

参考になるのは、北里大学医学部の山田悟先生の本です。もともと糖尿病専門医であることと、ご自身のダイエット経験をもとに本を何冊も書かれています。中でも、一番読みやすいのは、長友佑都のファットアダプト食事法という本です。

私もこの本を読んで記事を書きました。

「長友佑都のファットアダプト食事法」を読んだ
長友選手は、山田悟先生の「ロカボ」ベースのファットアダプト食事法をして、筋肉の質が変わり、故障が減る。病気から早期復帰できる。精神的に落ち着ける。肌の状態が良くなる。ダイエット効果がある。危険な酸化ストレスが避けられる効果を感じています。長

この本の中で一番の興味深かったのは、1日に摂ってよい炭水化物の量を決めるために、持続ブドウ糖測定(CGM)のセンサーを体につけて2週間血糖値を測定し続けたという話です。

その結果、長友選手の場合、血糖値が140mg/dl未満で、食後高血糖も血糖値スパイクも起こらない1食あたりの糖質量が40~60gの範囲内であるとわかりました。これは、ご飯茶碗一杯の糖質量です。長友選手は、1日の糖質量が120~180gの範囲で管理しているようです。

このような測定方法があるので、自分一人でロカボ生活する場合もしかるべき医療機関で調べてもらうことができます。

いつも体重と食べたものを記録する

毎日の体重と食事をライザップ後も継続します。アプリは好きなものを使うとよいでしょう。記録すると、モチベーションが維持できます。

体を動かすことを習慣にする

ライザップで筋トレは十分体験してきたので、ある程度慣れていると思います。それまで体を動かす習慣がなかった方は、汗をかいた爽快感を味わったのではないかと思います。

ジムでする筋トレ以外にも、走ったり、テニスをしたり休日にスポーツをするのがおすすめです。有酸素運動ではダイエットできないなんて話をする人もいますが、何もしないより役に立つのは間違いありません。気分転換にもなります。

目的は、めんどくさがらず、体を動かすことを習慣にすることです。

こうして、ライザップで経験してきたことをもとに、もう少しゆるくして、長く継続する。習慣にすれば、体重も健康状態も維持することができます。長く継続するものだと考えるのがよいですね。

NOTE

ライザップのシェイプアッププログラムの料金はとても高いので、一度に全部解決したい、解決できると思ってしまいますが、体重をコントロールするのはプログラム終了後もずっと続きます。

ライザップで教えてくれる筋トレと食事指導はとても役に立ちます。体重コントロールに一番大切なのは食事です。

もし、低糖質食からもう少し普通の食事をしていくなら、自分で学ぶ必要があります。おすすめはゆるい糖質食「ロカボ」です。たくさん本が出ていますので、読んでみてください。

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