ライザップはもともとが健康食品を通販で販売していた会社なので、販売するノウハウを持っています。無料カウンセリングは、健康食品の通販でたとえると、サンプルを送ってもらった後、通販会社から電話がかかってきて話すのと同じです。断ればそれで終わりで、まして、強くすすめられることなどありません。
ライザップの無料カウンセリングに行っても押し売りはされません
もし、ライザップのシェイプアッププログラムに興味があるなら、無料カウンセリングを受けてみるのがよいです。話の上手なカウンセラーが出てきて、あの手この手で入会をすすめられるのではないかとつい思ってしまいますが、押し売りはされませんよ。
なぜかというと、ライザップは、もともと瀬戸社長が健康食品を通販で販売していた会社が前身であり、販売のノウハウがあるからです。
テレビで大手メーカーの健康食品の通販のCMがよく流れていますが、最初に、「無料」か「安価」で応募してきた人にサンプルを送ります。その後、必ずその通販会社から電話がかかってきますが、その電話がかかってくる段階が、ライザップの無料カウンセリングです。
ライザップには健康食品を通販で販売するノウハウがある
営業の仕事をした人ならおわかりになると思います。新規開拓をして新しいお客さんを探すには、お客さんになってくれそうな新規見込み客をたくさん見つけられるかどうかにかかっています。その中から一定割合がお客さんになってくれるのです。
もちろん、応対する人によって実際にお客さんになる確率は変わります。しかし、だいたい100人来たら何人入会してくれるものなのか、平均すると同じような人数になるものです。
一番大変なのは、新規見込み客をできるだけたくさん作ることです。
ライザップの前身は、健康食品の通販会社ですから新規開拓のノウハウがあります。通販に関わったことがある方も、ここから先の話は同意していただけるのではないかと思います。
健康食品は、普通の食品と違って、生活に必要なものではありません。それを買ってもらうには売り込んでも意味がないのです。興味を持ってくれた人に「興味があります」と手をあげてもらうのがよいのです。そのため、多くの人に見てもらう広告の内容がとても大切です。
たいていの健康食品会社は、広告で無料サンプルや初回だけ大幅割引をして商品を送ってくれます。サンプル請求した人が新規見込み客となります。
効果抜群なインパクトのあるCMで集客
ライザップには無料サンプルはありませんが、ライザップのCMは抜群の集客効果があります。やせるだけでなく、カッコよく、美しくなれそうに思えるからです。
2012年4月からCMが始まったそうですが、いまだに真似をする同業者が出てこないので集客力には圧倒的な差がついていると思います。
CMを見て興味を持った人のために、無料カウンセリングが用意されています。
無料カウンセリングに来る人が新規見込み客
CMを見て、無料カウンセリングを受けてみようと応募してくる人の中には、冷やかしの人もいるかもしれませんが、圧倒的に興味がある人が多いはずです。無料カウンセリングに来た方が、新規見込み客になります。
もちろん、無料カウンセリングに来ても全員が会員になるわけではありません。これは、サンプル請求した人が、全員、健康食品を買ってくれるようにならないのと同じです。
健康食品の通信販売なら、この段階は、サンプル請求してくれた人に電話する時です。サンプルをためして商品を気に入ってくれたかどうか、商品を買う意志があるかどうか、そして、お得な定期購入をすすめます。
ライザップの場合は、無料カウンセリングに来た方に、必要事項を記入してもらい、ていねいに一通りの説明をして、あとは疑問に思ったことを質問してもらいます。質問してもらってそれにていねいに答えた方が、安心して信頼してもらえるからです。
営業の仕事をしている方なら、自分でお客さんを説得するより、お客さんにたくさん質問してもらってそれに答えた方が信頼感が得られることはよく経験することだと思います。
押し売りは必要ないのです
また、押し売りになるようなすすめ方はしません。無理してすすめれば逆効果だからです。今の時代、悪い評判はすぐにネットで広がってしまいます。
大手の通販会社は、サンプルを請求して送ってもらっても、かかってきた電話で続ける意志がないと話すと、その後再び電話がかかってくることはありません。それが今どきの常識です。しつこいのはとても嫌われます。
それ以前に、ライザップの場合、無料カウンセリングに応募してくる人がとても多いので無理してすすめなくてよいのです。
ライザップも会員を選ぶ
ライザップは、会員に対して、「結果にコミットする」と宣言しています。ライザップもお客さんを選ぶ必要があります。会員になった人がライザップに通うことで結果を出してくれて、ライザップの業績に貢献してくれないと困ります。
無料カウンセリングに来た人でも、プログラムに意欲的になれない人だと困ります。
また、目標体重と希望期間(回数)によっては、希望に応えるのは明らかに無理な人がいると思います。その場合は、希望されても入会をすすめない場合もあると思います。(私が社員ならそうします)
トラブルになりそうなことをあらかじめ避けるのは、お客さんと電話でしか話せない通販では大切なことです。また、営業の仕事をしている人にとっても、契約は取りたいものの、安請け合いをしないことは大切なことです。
無料カウンセリングは自分の希望が可能なのか聞くために行くと考えるのがよいのでは?
ライザップのプログラムに参加するには、少なからぬ料金が必要になるので、できるだけ余分な費用をかけないで効果を出したいと思います。
一番大切なことは、最短期間(16回)で、目標体重まで減らすことができるかどうかです。
無料カウンセリングを受けると、今までプログラムに参加した会員のデータがたまっているので、ある程度正確なところを答えてくれると思います。最短期間の16回で無理そうだったら、費用をかけて回数を増やすか、それとも止めておくかだけは決めておいた方がよいと思います。
無料カウンセリングに行くのは、ライザップにとって新規見込み客の一人になったんだと思えば、クールな気分で相談できるのではないかと思います。入会を断ってもよいのだと思っていてよいのです。
そして、行く前にできるだけいろいろな質問を考えておいて、カウンセリングで聞くのがよいです。カウンセラーも質問は大歓迎です。通販の会社も同じです。
NOTE
昔、営業の成果は、架電回数(電話)と訪問回数に比例するといわれたものですが、今は時代が変わり、お客さんが自分で好きなように調べて自分の意志で選択して買うようになりました。
商品を販売している人より詳しいお客さんもいます。今はサービスや商品を利用するお客さんの側に主導権があります。